バージョン3.xxの存在
ZenfoneがLolipopへアップグレードされると発表されたのが、昨年の11月頃だったと思います。楽しみに待っていましたが一向に気配がありませんでした。
5月末にアップグレード延期の発表が突然出されてしまってがっかりしたのですが、6月1日に本家にはアップグレードファイルがアップロードされていました。ただし正式リリースでないためにいくつかのアプリが対応していない旨がかかれていました。正式発表までもう少しかなと思っていましたが気配すらありません。
HPを色々検索してみても特にアップグレードしたよという情報あまりないため、やってみることにしました。
ファイルのダウンロード
Zenfone のリリースノートを確認してファイルをダウンロードします。
上記のような画面が見えると思います。きちんと「Andoroid L」の表記されています。
この画面を開きます。
リリースを開くとインストール方法を含めてダウンロードリンク先が表示されるためダウンロードを開始します。700M程度のファイルなので少し時間がかかりました。
ダウンロードしたファイルを内部ストレージに移動
ダウンロードしたファイルをそのまま内部ストレージに直下に移動しました。SDCardというフォルダ直下に入れたわけです。
外部ストレージとは異なりますので本体に保存します。
直接本体にダウンロードしておけばあまり問題なかもしれませんね。
再起動
移動が完了した後、本体を再起動します。
すると、「新しいプログラムがあるのでアップデートしますか。」と聞かれるので迷わずに「はい」します。
ここから、画面のキャプチャがないですが…
- 再起動がはじまると、システムファイルのインストールが始まります。
- インストールが結構長いです。しかもバーが途中で止まってしまって心配しました。
- 無事に再起動が始まりますが、ここから起動までが少し長いです。心配になります。
- アプリケーションの更新が始まります。ここは順調に進んでいる様子が見えるので安心です。
- 無事に完了しました。
という感じで進みました。時間にして10分くらいかかったかもしれません。少し長く感じました。
無事にアップデートが完了しました。
アップデート後の印象
不具合としては、外部ストレージとのやり取りに問題があると思います。それとランチャーですね。SDカードへ移動したアプリケーションが、全てと言っていいほどアイコンが消えている状態です。そしてアクセスするとエラーになります。ただし普通に動くアプリケーションもありますので対応状況で異なるのかどうか検証する必要があります。
急いでアップデートする必要はありませんが、操作感覚を変更している部分が幾つかあるため違和感を感じています。でも慣れの問題なのでしょう。
動作が軽くなったりとかサクサク動くようになったという感想はまったくもっていません。
早く正式リリースされるといいですね。
半日後の感想
アップデートして半日が立ちました。これはやらないほうがいいと思います。
いくつか問題点が出ましたので報告しておきます。回避策があるのかもしれませんが私にはわかりませんでした。
- インストールされていないアプリが現れる。
LINE等、アイコンはあるのに、インストールされていないとなり、使用不能です。
問題なく使用できるアプリもあるためシステム上のエラーと思われます。
ちなみに再インストールすると普通に使用できるようです。 - ストレージの圧迫
これが致命的です。もともと内部ストレージが8Gしかなく、アプリがダウンロードできないという事象が起こっていましたが、どう考えても1G以上の空き容量が確保できるはずにもかかわらず、なにかゴミデータが残っているため800Mほど使用できなくなりました。
厄介なのはSDフォルダではなさそうなところです。ROOT権限がないと辿っていけないのではないでしょうか。
この2点が、やっぱりダメだこりゃという結論に至った理由です。きちんと正式リリースを待ったほうが無難です。
しかし、Android5.0に少し触れることができたし進化することは間違いないと思いました。早くリリースされるといいですね。